メンタルヘルスと職場のストレス
メンタルヘルスが快適な職場を作り、
ストレスと無縁になりたいものです。
ある40歳独身の男性技術者のお話です。
彼はマンションを購入したのを機会にタバコとお酒をやめました。
数ヶ月経った頃より不眠が続き、ついに睡眠薬をもらうようになりました。
メンタルヘルスに何らかの不調があったのかもしれません。
職場で何らかの原因があったのかもしれません。
彼は運動不足が原因だろうとウォーキングを始めたり、
仕事のストレスが原因だろうと
旅行にも出かけましたが彼の不眠は解決しません。
再び受診した時に医師が彼に伝えた不眠の原因、それは「雑談の減少」でした。
メンタルヘルスには雑談の効果が
思いのほか大きいことが分かりますね。
職場でのストレスも、
雑談によって解消されていることがあるのです。
お酒、タバコをやめたときに、同時に彼がやめたもの、それが「雑談をすること」でした。
以前はお酒を飲みながら、会社の仲間と
仕事やスポーツ、芸能、日常のたわいも無いことなどを話し、
愚痴を言ったり聞いたりしていました。
また、喫煙室では自然と井戸端会議になっていました。
彼のメンタルヘルスの不調は、
職場での原因というよりも、
「他人と話すこと=他人とのふれあいの機会」が減ったことによるストレスが大きく、
それが彼の不眠を引き起こしていたのです。
原因がわかった彼は、ウーロン茶でお酒の席にも付き合う、
行きつけの定食屋を作るなど、意識して「雑談」の場所を作りました。
そして、よい睡眠を得られるようになったということです。
メンタルヘルスは職場や同僚などとの雑談が
ストレス発散をしてくれて保たれるものかもしれません。
もしも、メンタルヘルスが不調だな、
職場は憂鬱でストレスが溜まっているな、と感じたら、
意識的なコミュニケーションを心がけてみるといいかもしれません。
